な
軟質(普通)アルマイト処理
表面処理の一つ。建材、家庭用品、装飾品、工業製品全般に用いられる一般的なアルマイト処理。硬度200HV程度 膜厚5~25μm。
内部応力
残留応力参照のこと。
生材
熱処理する前の鋼材。熱処理が行えないSS材のことをこのように呼ぶこともある。
に
逃げ
刃物がピン角を削れないとき、不完全ネジ部の干渉を避ける、または相手部品が合わさるときの干渉を避けるための形状。盗み、逃がしとも言う。
ね
熱間加工
金属を再結晶温度以上に熱して行われる加工のこと。熱間すると金属の変形抵抗が低くなり、塑性変化させやすいため、加工速度が高くなり、加工領域が広くなる。熱間鍛造、熱間圧延、押し出しなどがある。
熱処理
金属に熱を加えて、組織や性質を変化させること。焼き入れ、焼き戻し、焼き鈍し、焼き準しの種類がある。硬化、調質、残留応力除去の目的で行われる。
熱処理合金
アルミニウム合金の分類で、焼き入れ焼き戻しを行うことによって硬化するもの。2000系、6000系、7000系が該当する。
の
伸び
材料に引っ張り力を加えたときの変形量。
ノンクロム系化成処理
ヨーロッパのRoHS指令等で規制されている六価クロムを全く含んでいない化成処理。クロムの代替としてジルコンを使用することからジルコン処理とも呼ばれる。主にマグネシウムとアルミニウムに対して、耐食性向上、塗装の前処理として用いる。被膜厚さ1μm程度。皮膜自体は無色透明であるが、前処理のエッチングの影響でマグネシウムでは黒味がかったくすんだような色合いに、アルミニウムでは白っぽくなる傾向がある。