マグネシウムの消火訓練 実施のご報告

   

公開日:2024.12.16、最終更新日:2024/12/18

去る10月25日(金)福島工場にてマグネシウムの消火訓練を行いました。
石川消防署の職員5名様のご指導の下、福島工場40名、東京本社3名で、マグネシウムが発火してしまった場合の消火方法や、通報、避難方法などの確認を行いました。
マグネシウムがいかにして燃え、消火されるか身をもって体験することができたため、マグネシウムの発火を実際に見たことがない新入社員はもちろん、中堅社員、ベテラン社員も改めてマグネシウムの取り扱いの怖さと適切な消火方法を学ぶことができました。

消火訓練
マグネシウムの切粉を準備
ガスバーナーで引火
2Mg+O₂→2MgO
Mg+酸素→酸化Mg
空気中の窒素と反応して窒化マグネシウムを生成
3Mg+N₂→Mg₃N₂
水をかけると水素爆発が発生
Mg₃N₂+3H₂O→3MgO+2NH₃
窒化Mg+水→酸化Mg+アンモニア
塩素系金属火災用消火器で消火
メタレックスML
一般的な二酸化炭素消火器では消火することが困難

マグネシウムは魅力的な素材であるとともに、間違った知識や対応が甚大な被害をもたらす可能性のある素材のため、定期的に消火訓練等の安全喚起を実施し、全社員で細心の注意を払って対応していきます。

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