マグネシウム（合金）の化成処理,陽極酸化処理総覧

ブログ「マグネシウム(合金)の表面処理」でどのような表面処理の種類があるかについては既に述べた通りです。本ブログでは、より具体的な化成処理と陽極酸化処理の種類についてまとめてみました。
また、本ブログの作成にあたり、㈱アート１社開発の表面処理については㈱アート1開発課 西中様に監修を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

・旧JISもしくはDowにて定められる化成処理,陽極酸化処理

・規定のない（処理/薬液メーカー,機関の独自開発等）化成処理,陽極酸化処理

*新はニュージーランドを示す

・後記

調べられる範囲の処理を調べてみました。
現存するマグネシウムの化成処理・陽極酸化処理の多くを網羅できていると思いますが、もしこれらの他にもご存じの処理があるようでしたらご連絡頂けると大変助かります。
（執筆　生沼）

参考文献
日本マグネシウム協会(2011).『現場で生かす金属材料シリーズ　マグネシウム』,丸善出版
日野 実(2020).「マグネシウム合金の表面処理」『表面技術』第71巻,第3号 ,pp. 205-211.
西中一仁(2004).「マグネシウム合金の表面処理」『鋳造工学』第76巻,第6号,pp.494-498
高谷松文(1993).「マグネシウムの表面処理」『表面技術』第44巻,第11号,pp.874-882.
高谷松文(1988).「マグネシウムの陽極酸化処理」『実務表面技術』第35巻,第6号,pp.290-298.
日野実,村上浩二,西篠充司,金谷輝人(2007).「マグネシウム合金の新しい陽極酸化処理」『表面技術』第58巻,12号,pp767-773.
難波信次(2020).「マグネシウム合金の化成処理」『表面技術』第71巻,第3号,pp219-223.

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