アルミ

当社で最も切削量が多いアルミ。非常に軽くて、加工性に優れた金属

どんな素材で製作しようか迷ったら、流通性良し、加工性良し、性能良しのアルミがお勧めです。

特性

  • 非常に軽い
    マグネシウムに次いで軽い比重2.7
    比較:マグネ1.8
  • 耐食性に優れる
    チタン、ステンレスに並ぶ強い不働態被膜を形成する
  • 熱を伝えやすい
    鉄の3倍
    アルミ180kcal/m・hr・℃
    鉄47kcal/m・hr・℃
  • 多種多様な合金があり、流通性も高い
    当社ではA2017/A5052/A7075を中心に10種類弱のアルミ合金を加工

欠点

  • 溶接が難しい
    融点が低いため、母材の溶融、歪みが発生しやすい
  • 熱に弱い
    200℃以上で機械的強度が顕著に低下

取扱い材料

  • A1000番(純アルミニウム系)
  • A2000番(Al-Cu系)
  • A5000番(Al-Mg系)
  • A6000番(Al-Mg-Si系)
  • A7000番(Al-Zn-Mg系)
  • KN500(A5083相当)
  • KN520(A5052相当)
  • KN700(A7003相当)
  • ADC12

加工事例

加工性について

アルミは切削性が非常に良好で、複雑な3D形状や高精度が求められる精密部品加工に向いていると言えます。
セキダイ工業で製作している部品は様々な業界で使用されていますが、中でも軽量化・高精度を必要とする自動車部品、特にレース用車両部品では、その素材特性が求められる事が多いです。

表面処理

  • アルマイト(軟質・硬質・梨地)
  • メッキ(電解・無電解)
  • 化成処理
赤アルマイト
硬質アルマイト(赤)
青アルマイト
硬質アルマイト(青)
ブロンズアルマイト
硬質アルマイト(ブロンズ)
ダブルアルマイト
硬質アルマイト(2色)

二次処理

  • 研磨(砥石・ラップ・バフ)
  • 放電(ワイヤー・型彫)
  • キー溝
  • 溶接

アルミの部品用途

自動車部品全般
自動車部品全般
自転車フレーム
自転車フレーム
建材
建材

当社から一言コメント

一般的に知名度も高く認知度も高い「アルミニウム」は、セキダイ工業で一番取り扱いの多い材料となります。
表面処理含めた高精度、難形状品が加工可能です。加工事例も沢山ございますので、ぜひ一度お声がけください!

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