ま
マグネシウム
実用金属の中で最も軽量かつ高強度の金属。切削性がいいと言われるアルミニウムよりも更に切削性が良いが、加工は火災リスクを伴うため、加工業者は限られている。当社では、油溶性の切削油を用い、細心の注意を払いながら多くの製品を加工している。
マシニング加工
マシニングセンターを使用する切削加工。
マシニングセンター
ドリルや エンドミルで穴あけなどの切削加工を行う工作機械。
マルテンサイト系ステンレス
13%クロムのステンレス鋼。SUS403,SUS410など。
摩耗
金属同士の摩擦によって表面が減量すること。
み
ミクロンメートル
1/1,000mm。表記はμm。図面には0.001と記される事が多い。
ミガキ材
熱間圧延加工後に冷間引抜き(棒鋼)、冷間圧延(平鋼)加工された鉄鋼材料。表面に黒皮(黒錆)がなく、凹凸もなめらかで寸法精度も高い。S45CやSS400、冷間圧延鋼板のSPCCの材料加工方法として用いられる。ミガキ材という名称だが、みがき棒鋼などの一部規格品を除き、研磨加工はされていない。冷間加工品(材料)全般に言えるが、金属に力を加えると起きる加工硬化や、加工時に発生する残留応力の影響を加味して加工しなければならない。
ミルシート
材料証明書のこと。鋼材メーカーが発行する、鋼材の品質を証明する書類。鋼材の機械的性質や化学成分が記載されている。当社ではご希望に応じて、ミルシートを品物に添付して納入している。
む
無酸素銅
酸化物を含まない99.96%以上の高純度銅のこと。
め
メッキ(鍍金)
基材(個体)表面に金属の薄膜を被覆する表面処理の一つ。装飾、防食、機能付与(耐摩耗性、導電性など)のために用いられる。大別すると電気メッキ、無電解メッキの二種類がある。亜鉛メッキ、ユニクロメッキ、ニッケルメッキ、金メッキなどの目的別に種類が豊富にある。
面粗度
「表面粗さ」と同義。
面取り
ワークの角を斜めに削り落とす、あるいは丸める加工。45°にカットするC面取り、20°にカットするPC面取り、丸みを持たせるR面取りの種類がある。
も
門形マシニング
文字通り門構えの構造をしているマシニングセンター。回転軸は門の天井部に立て向きについています。 数メートルの超大型の製品などの加工に使用されます。 当社には門形マシニングの設備が無い為、協力会社での対応になる。
モネル(Monel)(材質)
酸性、アルカリ性環境で高強度と優れた耐腐食性を備えるNi基の合金。眼鏡フレーム、トランペットのピストン内筒、プロペラなどに用いられる。一般的な種類はMonel400であり、成分としてNiを65%、Cuを33%、Feを2%含む。当社で調達、加工が可能。